今までクローン病の方1名と潰瘍性大腸炎の方2名を施術して共通点があることに気づきました。
それは「捻じれ」と「内臓下垂」があるということです。
「捻じれ」とはどういうことかと言うと、植物を考えるとわかりやすいと思います。
皆さんも知っているフジのようなつる性の植物。右回りや左回りに渦巻きを描きながら伸びていく状態が、
人間の体にもおきているということです。あれほど捻じれることはありませんが、わかりやすく言うと
あんな具合になっていると思ってください。
どうして人間の体がそんなことになってくるのか・・・
おそらく股関節にも原因がありますが、一番の原因は腕や脚が捻じれて、胴体にもその影響が出て捻じれてくるということです。
今まで診た3名の方もこのような状態でした。
腕は内側に捻じれていて、肘関節も捻じれています。
脚も股関節、ヒザ関節、足首の関節が捻じれている状態です。
左右の捻じれ率が異なっていると、肩、腕、手首、股関節、脚を引っ張る力も違ってくるので胴体も捻じれてきます。
うつぶせで胴全体を見てみますと、お菓子の「ねじり棒」のようになっています。
これが内臓、特に腸に影響を与えているのではないでしょうか。
これらの捻じれをひとつひとつクリアしていくと、出血がだんだんと止まってきますが、なかなか大変な施術です。
それに肋骨と横隔膜の関係で、内臓が下垂しているので、これらの問題もクリアしていかなければなりません。
私自身、試行錯誤しながら施術していますが、どうにか改善できるようになりました。
このような病気の方は、免疫力を上げないとなかなか改善できません。
それには当院の遠赤外線ドームが最適です。
この手助けがあるからこそ、私自身の施術もいきてきます。