今までの人生には、いろいろなことがありました。
この仕事について16年、天職だと思いながら仕事をさせていただいています。
心から感謝しながら、多くの方を楽にしてあげたいという気持ちで頑張っていますが、
これからもこの仕事を続けていくためには、今のままの自分では通用しなくなると感じています。
世の中はどんどん変化し、人間の体がそれについていけない状況になってきていますので、
私自身今以上の力をつけなければならないと思っています。
原因不明の不調や、難治性の問題、精神の問題をかかえた方を、
いかに早く改善してあげられるかが問われてきます。
不調の方になぜそうなったかをしっかり理論づけて説明することも大切です。
そうしないと患者さんも漠然と施術を受けるだけで、
本当に良くなっていくのか、とても心配になるのではないかと思います。
私達セラピストは、西洋医学とは違う観点で物事を見る目を養わなければなりません。
それには観察力をみがくこと、そして施術力(技術)をみがくことが大事です。
この二つのことができて初めて、長年苦しんでいる方を救うことができるのです。
体の不調も複雑化しています。以前習ったことや勉強したことが役立たなくなっていることもありますし、
昔の先生方の本を読むことによってすごく役立つこともたくさんあったりするので、
これからのセラピストは常に勉強することが必要です。
勉強することによって可能性は無限大に広がり、大きなチャンスをつかむこともできます。