歩かないとどうなるか、いろいろな影響があると思いますが・・・
歩くと骨盤が前後に揺れて腰椎を揺さぶる運動になることは間違いないので、
歩かないと腰が硬くなることは確かです。そしてこれが老化の一番大きな特徴です。
腰が硬くなるといたるところに不具合が出てきます。
腰椎2番が硬くなると、左右の側屈ができにくくなります。
どちらかに倒してみて、倒しにくい状態になっているとすれば、すでに老化は始まっていることになります。
もう一つの影響は外反母趾です。
腰が硬い人は、左右のバランスがとりにくくて、歩く時に一方の拇指(足の親指)に
過剰な負担をかけているのではないかと考えられます。
来院する方の子供さんの足をみてみますと、外反母趾になっている子供さんが多くなっています。
最近は子供の数が少なくなり、学校が統合され、スクールバスで送り迎えしているところが多くなっています。
将来ある子供さんが歩かなくなったことで、大人になったらどうなるのか末恐ろしくなりますね。
昔は、田舎の子供が丈夫だったんですが、近年は逆転し、都会の子供の方が体力があるんでしょうね。