● 腹診について
現代医学では、しこりの有無や臓器の形状、腹水の有無などをみますが
東洋医学では、まず腹力をみます。腹力は生命力の強さを表すと考えられます。
強いからいいわけではなく、弱いとよくないというわけでもありません。反発力、弾力が大切です。
内臓治療や内臓下垂などを直す施術をする場合、
いろいろなところを押してみて、抵抗感や痛み、コリなどを探し、
それを改善する施術をしますが、それぞれ人によって違います。
お腹に軽く触れた時に脈動(ドクンドクンと)がわかる方は、内臓に問題がある方が多いです。
まるでお腹の中に心臓が7~8個もあるように感じられる方もいます。
こういう方は、ものすごい内臓下垂があり、各臓器が「苦しいから助けて」と悲鳴を上げている状態ですから
消化器系、婦人科系、膀胱などに問題を抱えている方が多いのも事実です。
もう一つ不調の原因の中で、水分をとってしばらくたってもお腹の中でチャポチャポなる方がいます。
これを東洋医学では、胃内停水と言いあまりいいことではありません。
消化管の機能が相当低下していると言われています。

腹診をすることによって、いろんなことがわかります。
最近多いのが内臓下垂、この内臓下垂はとんでもない体の不調をまねきますが、
当院では、内臓治療と内臓下垂の施術をして改善を図っていますので、お悩みの方ご相談ください。