右のイラストをご覧ください
心の問題がおなかにあらわれることをあらわしています。
東洋医学を勉強しますと「五行の属性による体の特徴」というものがあり
からだにあらわれる不調を述べているものですが、
その中でおなかにあらわれる心の問題を表記しています。
【怒】であれば「肝」を痛める
いつも怒っている人は肝に問題を抱えているかもしれない
顔や頭に汗をかきやすく、いつもポッポしていることが多い
【恐】恐れることによって「腎」を病む
恐れるということは重いプレッシャーを感じている人に多い
腎は親からさずかった「生」です。腎を病むということは寿命が短くなることです
【想】想い悩むことによって「脾」を病む
私の将来は・・・この仕事を続けていいだろうか など
何事にも思い悩む人は脾を病むものです。最近若い方に多く、脾が弱っています
脾が弱ると食欲不振、胃もたれ、倦怠感、軟便や下痢がおこりやすい
【悲】悲しむことによって「肺」を病む
肺の働きが悪くなり、新鮮な空気を取り込むことができません
こういう方は皮膚に問題がおきやすく、鼻や喉も不調になりやすい
【心痛】喜びすぎると気がゆるんで「心臓」を痛めやすい
争いごとをさけ、人に物を頼まれた時、嫌と言えず、いつも笑顔を絶やさずにいるので「心」を痛める
【不安】心は精神の働きを統括
感情、感覚、思考などのさまざまな精神的な働きをコントロール
心が充実していると精神は穏やかで情緒も安定
心が病むと動悸、不眠、胸苦しさ、不安感がおこります

おなかのそれぞれの場所に軽く触れただけでも異常が感じられ、
「この方はこういう問題を抱えている」と推測することができ、
それらを改善する施術を心がけています。