50代前半の方が来院、
足を引きずって来たので股関節が痛くての来院かと思ったら、主訴は頭痛と目まいでした。
カウンセリングをしていくと、実は股関節が悪くて11月に手術する予定だと言うことでした。
手術しないと治らないとお医者さんに言われたので、手術することに決めたそうです。
主訴の頭痛と目まいを直しながら、股関節も楽になるように施術しました。
頭痛と目まいは頚椎と後頭骨の調整で改善出来ました。
施術終了後「股関節の方はどうですか」と聞いてみたところ「よくわかりません」と言う答えでしたが、
帰る時の歩く姿を見たら、だいぶいい感じでした。
二週間後再来院、頭痛と目まいが再発したのかと思ったら
実は施術を受けた後、夜中にあれだけ痛かった股関節が殆ど痛くなかったし、
家の中を杖なしで歩くことができたので「今回は股関節の治療をしてもらいたい」とのことでした。
そこで股関節をよく観察し施術したところ、だいぶ楽になったようで帰り際に
「先生、11月の手術どうしたらいいと思いますか」と聞かれたので
私は「手術を延ばしてもらって、当院に定期的に通院してみたらどうでしょうか」と提案しました。
そしたら「じゃあ病院に行って、手術を延ばしてもらうように話してみます」と・・・
果たしてどうなったでしょうかね。
たぶん病院の先生に押しきられて、手術することになるんでしょうね。
お医者さん信仰は根深いから・・・