今までパーキンソン病の方の施術をしていて、共通点があることに気づきました。
その共通点とは「尾骨が変」ということです。ただの変位ではなく折れ曲がっているのです。
折れ曲がっている尾骨は、調整することによって改善しますが
パーキンソン病の場合は、頭蓋骨と頚椎の調整もしないとそう簡単には改善しません。
パーキンソン病の施術で気づかされた尾骨調整の大切さ、ブログでもたびたび取り上げていますが
尾骨の歪みがからだに与える影響は計り知れません。
精神的不調・えたいの知れない不調・難治性の問題などを抱えている方の尾骨を調べてみた結果
60~70%の方に尾骨の歪みがありました。
尾骨が歪むと仙骨・脊柱・頚椎・頭蓋骨まで歪んできます。
このように連鎖が続くと、脳からの命令がうまく伝達できなくなり、いろいろな問題が引き起こされます。
「尾骨はどうして歪むんですか」とよく聞かれますが、私はそこで必ず聞き返します。
「小さい頃とか若い時に転んだ記憶はありませんか?尾骨を打ったことがありませんでしたか?」と
はっきり記憶している方とそうでない方がいますが、
たぶん、そういう昔の古傷が原因で尾骨が歪んでしまうと思われます。
いろいろな問題を抱え不調の方には必ず尾骨を見て、変位している場合は尾骨調整します。
そのくらい尾骨の歪みがからだに与える影響は大です。
不調の方は自分の尾骨に触れてみてください。
痛かったり、なんか変という方は尾骨の歪みがあります。
それが、あなたを不調にしている原因かも・・・