あなたは、片側ばかりで噛んでいませんか!!
顎関節症のトラブルを抱えたり、顔の歪みの原因のひとつとして「噛み癖」というのがあげられます。
つまり食事の時、右か左の片側ばかりでいつも噛んでいる、片噛みのことです。
実はこれが、全身と密接に関係しているのです。
皆さんもちょっと試してみてください。
口の中には何も入れなくて大丈夫なので、左右交互に喰いしばってみてください。
どうでしたか?
右と左、同じように喰いしばれましたか?
左右で感じが違ったら、片噛みの癖があるのかもしれません。
ちなみに私は、右側で噛んでいることが歴然です。
片側ばかりで噛んでしまう理由は?
もちろん、虫歯で歯が痛かったり、その治療中で意識的に片側ばかりで噛んでいるというケースもあるでしょうが
殆どの方は無意識で、何となくと言う感じです。
例えば右側で噛むと噛みやすいから、そっちばかりで噛むようになってしまうんですね。
逆側で噛むと、噛みにくいだけでなく、口の中を噛んでしまう方もいます。
この左右の噛みやすさの違いは、どこからくるのでしょうか?
歯列の問題もあると思いますが、しかし私はその多くが姿勢によるものと考えています。
悪い姿勢、左右アンバランスな姿勢では、左右同じように噛めないのです。
噛み癖の多くは、その方の生活環境、食事習慣により作られていきます。
特に幼少期の食事習慣は、とても大事です。
このような片噛みの癖と、それにともなった姿勢の歪みが、
顎関節症や顔の歪みだけでなく、積もり積もって
様々な慢性的症状や、体調不良の原因となっていることが多々あります。
気がついたら少しづつ直していきましょう!!