整体をやっている方のホームページをよく拝見しますが、素晴らしい内容で施術の仕方や体について記載していますが、果たして本当に体のことを分かっているのかな??と疑問を感じることがあります。

中でも、施術方法で「コリ・シコリ、痛いところ(患部)を徹底的に揉みほぐして治します」というような内容を見ると、体のことを分かっていないなと感じます。

コリやシコリ、痛いところは「被害者」なのです。「犯人」は別の場所にいるのですよ!と言いたいです。徹底的に揉みほぐすということは、被害者をさらに痛みつけるということです。それよりも犯人を探して取り除くことが大事なのです。

例えば犯人は「関節の歪み」だったり「反射区の筋肉」だったり「脚(足)や腕(手)の歪み」だったりします。もうひとつは「内臓」潜んでいる場合などがあります。その他にも犯人は色々な方法で悪さをしていますので、観察して捕まえることで解決していきます。

 

体は連動しています。それらをよく観察することが、解決を早める道です。

「犯人探し=観察」です。

 

患部揉みほぐすなどと思っているようでは、スキルアップは望めません。もっと自分を高めるために整体技術を沢山勉強して自分を高めることが大切だと考えます。

 

私自身も最近やっと整体師からセラピストの道に入ったように思って思います。いつまでも整体師ではいけません。セラピストを目指してください。

 

セラピストとは治療できる人、施療家という意味です。