結論を先に言いますと、その臓器は心臓と脾臓です。
心臓は四六時中休みなく動き、発熱量が多い、からだ全体の体熱の約11%も熱を作っています。
また、脾臓はリンパ球や単球(マクロファージ)など白血球の生産を行っているし
赤血球の貯蔵をしているので温度が高い。
心臓と脾臓はからだの中でも体温が高いところなので、「冷え」の病気であるガンにはならないのです。
逆にガンになりやすい臓器は胃や大腸・食道・子宮・卵巣・肺といった「管腔臓器」
これは細胞が周囲にしか存在せず、中空になっているので臓器全体としては温度が低い
そのうえ外界と通じているので、さらに温度が下がるのです。(外気温の方が体内より常に低い)
また乳房にもガンができやすい、乳房はからだから突き出ているので、体温が低いからです。
乳房の大きい人ほどガンにかかりやすい
なぜかと言いますと、大きくても小さくても乳房に栄養と酸素を送っている動脈の数は同じ
つまり、血液の供給量は同じなのだから、大きい乳房は冷えるということになります。