最近多い症例が、身体が硬くなかなか緩まなく、触るとくすぐったく触れない方など・・・どういうことか、じっくり考えてみることに。

自律神経がおかしい？？

先日来院された方は「私はなかなかリラックスすることができなくて」と言いました。リラックスできないのは「心の問題」もありますが、もし身体の問題だとしたら、筋肉や神経が緩まないということになります。
自律神経が、交換神経と副交感神経でできていることは知られているでしょう。
交感神経が働きっぱなしで副交感神経が働かない。つまり”自律神経の失調”という症状です。

周りを見渡せば、自律神経失調症の方が多い有様。（一見正常に見える方でも、悩んでいる状態です）
交感神経はどんな時に働くかと言うと、何かを攻撃した時、脅威が迫ってきた時、身構えしなければならない時、そのような時です。
このような状態が続く方が増えているのが、今の世の中の現状です。なぜこんな状況か。それは自律神経のコントロールタワーである脳幹の部分が常に威嚇状態になっているからです。脳の深い部分が休まない状態。したがって不眠、寝つきが悪いという方がが増えているのもこのためです。

次回につづく