30代後半の女性、逆流性食道炎で胸やけがひどいので何とかなりませんかということで来院
(当院のホームページを見たそうです)
病院に通院し、薬を処方されているそうですが、一向に改善の兆しが見られないとのことでした。
逆流性食道炎になる方の一番の特徴は内臓下垂です。
この方も横隔膜が硬く、すべての内臓が下がっている状態
内臓の中でも「胃」が異常なくらい下がっていましたし、各臓器にリンパがうっ滞していました。
他にもいろいろありましたが、これらを修正したところ「だいぶ楽になった」とおっしゃっていただきましたので
「明日あたりからはもっと調子が良くなりますよ」と言って終了しました。
すぐに次回の予約をしてくれたので、結果が良かったのでは・・・
終了後、どうして逆流性食道炎になるのか尋ねられましたので、お話を・・・
「あなたの場合は横隔膜が硬くなって内臓下垂が発生、その結果、胃の中で発酵がおこると同時に
胃壁の運動が鈍くなり、発酵時間が長くなって胃酸過多になるのです。それと胃が下がっているために
食道が引っ張られてますます不調になります。」という説明をしました。