ヒートショックとは温度差による肉体的ショック症状のことです。
寒い冬場の発生が多くなります。
特に入浴時の「脱衣所の寒さ」と「お風呂の熱さ」の温度差がからだに悪いのです。
ヒートショックの原因は冷え切ったからだで入浴することです。
血管がビックリして縮み、血圧が急に上がり
その時お風呂のお湯の温度が高いと、さらに血圧が上がります。
そして身体が温まることで血管がひろがり、今度は血圧が下がってしまいます。
このような血圧の乱高下が心臓に負担をかけてヒートショックになります。
ヒートショックで心筋梗塞・不整脈・脳梗塞などがおこり、突然死してしまいます。
高齢者に多く、年間およそ17,000人の人が死亡しているそうです。
十分気を付けてくださいね。
◎ ヒートショックを防ぐには・・・
① 脱衣所を暖かくしておく
② お風呂に入る前に湯船のふたを開けておく
③ 夕食前に入浴する
④ お湯の温度は41度以下で
⑤ 高齢者には一番風呂をすすめない