最近ギックリ腰の方の来院が増えています。
ギックリ腰は骨盤や腰椎の歪みと、それに伴う筋肉の炎症です。
整体に行けば早く良くなりますが、どうしても行けない時は腰痛ベルトが頼りになります。
腰痛ベルトはつけ方を工夫することで、かなり回復が早くなります。
腰痛ベルトは普通身体の前で止めますが、腰痛のタイプでつけ方を変えると効果がアップします。
① 前かがみが楽なタイプ
骨盤が後傾しているので腰痛ベルトを前で止めると余計に骨盤が後傾して治りにくくなりますので
腰痛ベルトは後ろで止めてください。
そうすることで前傾して骨盤が立ってくるので、回復が早くなります。
② 上体を起こしている方が楽なタイプ
このタイプは骨盤が後傾しているので、通常通り前で止めるとよいのですが
その際少しだけお尻を持ち上げるように止めると、下がっていた骨盤が持ち上がるので回復が早くなります。
③ 前かがみも反らすのも辛いタイプ
このタイプは骨盤の前傾後傾が複合しているので、基本的に安静にしているほうがよいのですが
こんなタイプには骨盤の前傾のほうが強いので、腰痛ベルトを身体の後ろで止めることです。

私は骨盤ベルトの代わりに「サラシ」を使っています。(毎日仕事をする時に巻いています)
このサラシがすごく良くて、夏は汗を吸ってくれるし冬は暖かい、
サラシを巻くことによってからだが軽くなり、姿勢も良くなります。
仕事もすごく楽になりますし、元気に過ごせる私の良きパートナーです。
ギックリ腰になった時に、押したり揉んだりする整体には行かないでくださいね。
かえって悪くなりますよ。
腰痛ベルトがない方に秘策を教えます。
それは太ももの筋肉(筋膜)をマッサージすることです。
やってみてください。
でもやりすぎないでくださいね、何回かに分けてやると効果が出ますよ。