今回このテーマを取り上げたのは、この見えない世界(邪気)で苦しんでいる方や
ずっと続くからだの不調から「もしかして私のからだに何かとりついているのではないか」と
心配している方が結構いることがわかったからです。
長年整体をやってきて感じる事はほとんどの方が、からだの歪みや筋肉・筋膜の硬結によって
血液・リンパ・脳脊髄液、それに東洋医学で言う、気(き)・血(けつ)・水(すい)が滞り
循環が悪くなって不調になっています。
それを勘違いして「私には何かとりついている」と思うのも致し方のないことですが、
実際に邪気がとりついて苦しんでいる方もいらっしゃいますので
これから述べる「邪気」については私の主観ですが、
少しでも参考にしていただければという思いで述べてみます。
今日から一週間続けて掲載します。
● 邪気とは・・・
① 人に害を与えようとする心(悪意)
② 病気や不調を引き起こす(悪気)
③ 死霊(しりょう)・生霊(いきりょう)・ものの怪(け)
④ たたり・さわり
● 気には「良い気」と「悪い気」があります
良い気は人を豊かにし健康に導いてくれる気のことで、元気・精気・活気を与えてくれます。
逆に悪い気を邪気と言い、病気や不幸を呼び寄せる気のことを言います。
邪気は単体では力が弱く、すぐに病気や不幸を呼び寄せるような力は持っていませんが
邪気を放っておくと、周りの良い気を汚して悪い気に変えていく恐ろしい存在です。
●例えば・・・
・物事が思うように進んで行かない
・気分が落ち込む日が長く続く
・仕事への影響が出ている
・原因不明の体調不良に悩まされる
・不幸なことや事故にあったりする(家族も含めて)
このように邪気が溜っていきますと、日常生活や仕事、それに家族にまで影響が出てしまうようになり
自分の力ではどうすることもできなくなってしまいます。
明日へ続く