俳優の渡辺裕之さん、上島竜兵さん、誰もが知る芸能人が続けて命を絶ったことで
自死の連鎖が心配されています。
その対策として浮上するのが、うつ病をはじめとする心のケアです。
でも心のケアの前にしっかりと治療するところがあると強く述べている医師がいます。
その治療するところは「首」で、とても重要であると言っています。
「あの時、積極的に首の治療をすすめていれば・・・」こう悔やむのは
東京脳神経センターの理事長の松井孝嘉先生です。
先生は自律神経失調症の様々な症状が、首の筋肉の凝りによることを世界で初めて突き止め
「頚性神経筋症候群」と命名、治療法を確立し成果を上げています。
その実績から「午後は○○思いっきりテレビ」に出演、
首を診察した芸能人のゲスト4人のなかに上島さんがいたそうです。
首の状態は上島さんが4人の中で一番悪く、当時の状態は
治療をすすめるかどうか判断がわかれる微妙なところだったそうです。
ご自身に困った様子はなく、積極的に治療をすすめる事はなかったのですが
このようになると悔やまれます。
ただ当時の上島さんの首の状態は確実に治療が必要なほどではなく、あくまでもグレーゾーンだったそうです。
当時の首の状態と先日の悲劇の結末を結びつけるのはむずかしいだろうと・・・
それでも松井先生は一般論として「首の異常を軽視するのはよくない」と警鐘をならしています。
次回に続く・・・