シンスプリントとは下腿内側に位置する脛骨の下方3分の1に痛み(鈍痛)が発生する症状です。
病院では脛骨過労性骨膜炎と言いスポーツ障害と診断されます。
最近このような症状で来院する子供さんが増えています。
子供達は自身の許容範囲をこえた運動部の練習をし、脚が「助けて」と悲鳴を上げているということです。
病院や整骨院に行っても、なかなかなおりません。
「最初から整体に来てくれればいいのに」といつも思ってしまいます。
余程ひどくても1~2回の施術でなおるのですから。

【施術】
患者さんに仰向けに寝てもらい、術者は痛みのある方の足の親指に両手の親指を当てて押し
「私の指を押し返してください」と指示します。足の指に力が入ってくると、こちら側に親指が伸びてきます。
そして力をためさせて「1・2・3」と言いながら、パッと指を離します。これを3~5セットくりかえします。
あとは痛みがある脛骨の外側沿いを手指で押して、パッと力を抜く動作を少しずつ位置をずらしながら繰り返します。
つまりこの症状は、脛骨と腓骨を締めてやれば改善します。
もうひとつ忘れてはならないのは、立方骨の下がりの確認です。下がっていたら上げる事、それでなおります。

シンスプリントの多くの方は左脚に症状がでます。軸足の方に体重がかかるためです。
中には親指に全然力が入らない方がいます。こんな時はどうしたらいいでしょうか。
勉強会に参加すればわかりますよ!!