誰かを許せないと、「過去」にしばられて生きていくことになります。
正しく言うと、過去に抱いた負の感情にですかね。
許せない人や出来事を思い出すたびに
その時の怒りや悔しさや悲しみを再び感じる事になります。
思考と感情が現実を創造するこの世界で、過去に抱いた「望まない感情」を
わざわざ何度も掘り起こして感じ直すことは
未来に「望まない感情」を感じる「現実の種」を蒔くことになります。
言い方を変えると、同じような展開の不幸なドラマを
ストーリーやキャストを変えて何度も見る感じ
「前にもこんな似たようなドラマ見たなあ~」という感じ・・・
実は過去のドラマの焼き直しのような新ドラマを
何度も制作しているのは自分自身なんです。
「許すとゆるむ」
許せない許せないとずっと思っていると、眉間にシワがよって、むずかしい顔になってしまいます。
もうあのことは許すよ
いや、やっぱり許せないけど、なるべく忘れるよ、手放すよと思うと
眉間のシワがゆるみます。
やがて、過去のイヤな体験を再現するような現実ではなく
新たなバージョンの現実が、目の前に展開していくことになります。
つまり、許すことは、憎らしい誰かの得になるのではなく、自分の得になるのです。
イヤな過去のことを思い出すのも語るのもやめて、どうか許してゆるんでください。
どうしても許せなければ、忘れる努力をしましょう。
あなたが一日も早くゆるむことを祈ります。
私は今まで多くの方の施術を通じて、このことを感じながら
何とかゆるむようにすることを心掛けています。(心も体も)
眉間にシワがあるほとんどの方が、以前に許せない事を抱えている方が多いですね。