いろんな方の施術をしてきて感じることは、事務職で一日中パソコンを使っている方の体調が、
悪くなっていることが多いということです。
パソコン操作を一日中しているとどうなるか書いてみます。
①首の位置がいつも固定されているため、首が硬くなり血行が悪化、
脳にいくはずの血液が脳へ行きにくく、神経・精神の不調が現れる。
②手の動きがマウスとキーの操作に限られるため、腕が内側に捻じれてくる、これが肩の凝りを引き起こす。
また頭蓋骨の歪みも引き起こし、神経・精神の不調につながる。
③脚をほとんど動かさずにいる方が多いので、脚の血行が悪く硬くなるため、体温の低下を起こす。
④目の位置が動かず、目や目の周りの筋肉が疲れる。そして首がストレートになりやすい。
そのために目が疲れ鼻や耳にも悪影響が出る。
⑤座ったままなのでお尻の血行が悪く硬くなる。これが骨盤を歪める原因になり、
腸の異常や女性生殖器の異常が増える。
また骨盤が歪むと、背骨も歪んできて、さまざまな内臓疾患になる。
⑥脚を動かさないので、ふくらはぎの筋肉の動きによるミルキング・アクション(静脈の血流をくみあげる動き)が働かず、そのため全身の血行が悪く硬くなり、内臓の異常を生じる可能性が高い。

思いつくままに書いてみました。これ以外にもいろいろあるとは思います。あくまで一例です。
事務職(デスクワーク)の方が、うつ傾向や自律神経のバランスをくずす方が多いということは、こういうことからなのです。