最近、眼圧が高く悩んでいる方が来院されます。

50代の方は、眼科にも通院しているが、なかなか眼圧が下がらないとのこと。眼圧の高さは、緑内障と関係があります。眼圧が高いと眼の神経に与えるストレスが増えると考えられます。日本では最近になり、糖尿病網膜症を抜いて失明の一番の原因となっているそうです。高眼圧は緑内障進行の最大のリスクファクターで緑内障の治療の基本は眼圧を下げることだそうです。薬を飲んでも眼圧が下がらない方、整体技術で眼圧を下げることは難しくないのです。

眼球は顔面骨の窪みに収まっていますが、顔面骨、頭蓋骨の捻れや歪みによって眼球が収まる窪みの容積が変化すると眼球に何らかの物理的ストレスがかかると思われます。

眼圧でお悩みの方の顔面骨と頭蓋骨を観察してみますと、やはり相当歪んでいました。特に顎の歪みがひどく、それに伴って顔も歪んでいました。眼窩をこうせいする骨は7つ。そてを一つずつ調整していくと頭蓋骨、顔面骨の歪みもとれ、スッキリした顔になっていました。その方から一週間後に連絡があり、病院で検査したところ、眼圧が驚くほど下がりましたとの嬉しい報告が。眼科の先生も驚いていたそうです。

顔面骨、頭蓋骨が微妙に左右、前後に位置移動を起こすことで、眼圧に影響が出ると思われます。

眼科では緑内障の原因を眼球に求め、目だけを検査し、周囲の骨を調べる概念がないのは、いくつか骨がうごくという概念がないからです。