50代後半の女性、初めての来院、
腕と手に力が入らず物を持てないのでなんとかなりませんかということだったので、
まずは腕、手、肩、頚椎などいろいろ観察してみたところ、
腕が内側に捻じれ、腕橈骨筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋が
異常硬結していましたので、緩めることにしました。
施術後に物を持ってもらったところ「力が入る」と、とても喜んでいただき次回の予約もしていただきました。
この方を施術していく中で、とても気になるところがありました。
言おうか言うまいかとても悩みましたが(中には話したことによってすごく不安になるかたもいますので)
あまりにも心配でつい言ってしまいました。
何を言ったかと言いますと、大腿部の内側の筋肉の衰えのことについてです。
まだ若いのに異常なくらい筋肉が落ちているのです。
今までの経験からして、この太ももの内側の筋肉が落ちてくると「大病」する傾向があるので心配ですから
「今から内転筋群を鍛える運動(ヨガ、スクワット、ウォーキングなど)をすると大丈夫ですよ」と言うと
「今まで何もやっていなかったので、これを機会に運動します」と言ってくれたので、一安心しました。
内転筋の衰えはなぜか大病になりやすいのです。
医学的根拠はございませんが、経験からしてわかるようになりました。
若い方は全然心配いりませんが、60歳以上の方は要注意です。
内転筋 ペコっとへっこんだら大病の前兆
歩いて鍛えよう内転筋 これであなたも健康に!!