50代前半の女性、2人の子供を出産してからずっと30年近く体調不良(頭痛、目まい、更年期的症状)で
悩んでいたそうです。当院のマリ・マリに掲載された広告を見ての来院でした。
症状は前記の他にもいろいろあって、家族の食事の支度もできないほどの絶不調が続いたそうです。
子育てが一段落し一時は少し良くなったそうですが、
最近またその症状が出てきて寝込む日が多くなっていたとのこと。
今までいろいろなお医者さんに行って診てもらっても「原因不明」と言われたり「更年期でしょう」と言われたり
「うつですから治療を続けていきましょう」などと言われたそうです。
話を聞いているうちに今までのつらさが手に取るようにわかります。
もっと早く当院を知っていれば、何とかなったろうにと思える方でした。
さっそくからだを拝見し観察してみますと・・・
頚椎1・2番の変位
あきらかに頭痛と目まいがおきるのは当然と言えるほど歪んでいました。
頭蓋骨と顔面骨の変位
前頭骨、後頭骨、耳の横にある側頭骨の歪みもすごいものがありました。(顔面骨の蝶形骨も)
骨盤の歪み
捻じれはなかったんですが傾きがひどく、あおむけに寝れない状態。
内臓下垂
施術は全部で3回来てもらいました。
歪みをひとつひとつ調整していったところ、ほとんど良くなったととても喜んでいただきました。
この方には次のようなアドバイスをしました。
横向きになって寝ない事、
小さい頃から横向きで寝ていたせいで、
頚椎や頭蓋骨が歪んで固定されてしまったのが原因であることを伝えました。
でも、あおむけに寝てと言われてもすぐには寝れないので、旦那さんに「骨盤の傾き」を直してもらう方法を教え
毎日やってもらうようにしました。旦那さんが毎日やってくれると、キチンとあおむけで寝れるようになります。