20代の女性、あまりに調子が悪くてとお母さんの紹介で来院。
カルテに書ききれないほどの症状を抱えている方でした。
私がよく言う「えたいの知れない不調」あまりの不調のせいで霊まで見えるとうったえていましたが
私は「その現象はからだの不調のなせるわざで、錯覚だよ、健康になると見えなくなるよ」と言いました。
事実、三か月後には全然見えなくなったそうです。
この方の不調の原因は小学生のころ、机の角に尾骨を激しく打ったこと
そのため骨盤、胸椎、頚椎、頭蓋骨、顎関節の歪みを引き起こして不調になったと思われました。
毎週一回二カ月間通院していただき、各関節の歪みを調整したところ別人のように変化しました。
ところが顎が痛くてカクカク鳴るし、口が開きにくいと言うので顎関節と顔面骨の矯正をしました。
次の週に来院した時「顎の施術を受けた次の日、歯がとても痛くて大変でした」と言うので
おかしいと思い「もしかして歯の矯正をしていない?」と聞くと
二年くらい前に矯正していたと言ったので「なんでそんな大事なこと言わなかったの」と怒ってしまいました。
カウンセリングの時しっかり聞いていれば こんなに苦痛をあたえなかったろうに 反省しています。
今は一カ月に一回 メンテナンスに来院しています。