ポテトチップスを食べすぎると早死ににという研究が「米国臨床栄養学誌」に発表され
大問題になっているそうです。原因は明確ではないものの、次のようなことが考えられています。
油で揚げてあることが大きな要因らしく、含まれているトランス脂肪酸が原因ではないかと言われています。
それに塩分が多いことと、発がん物質として有名なアクリルアミドが含まれている事などが
相乗効果で死亡率を上げているのではないかとされています。
世界保健機関(WHO)はトランス脂肪酸の摂取量を摂取エネルギーの1%(約2g)未満にするよう
2003年に勧告、
デンマークでは03年6月から食品中のトランス脂肪酸の量を全脂質の2%までとする罰則規定のある行政命令を制定、
08年にはスイスが油脂100gあたり2g以上のトランス脂肪酸を含む商品の国内流通を禁止
09年にはオーストリアも同様の規定を決定したそうです。
南米、韓国、台湾、香港、カナダ、アメリカなどが表示を義務化
2015年、米国食品医薬品局(FDA)はトランス脂肪酸を含む油脂の食品使用を原則禁じる決定をしています。
他方、まだ日本では表示すら義務付けられていないのです。