50代後半の女性が来院(ホームページを見て)
「右半身すべてが調子悪いんです」という訴え
足首、膝、股関節、腰、肩、首、頭と見事に右側ばかりに不調があるようです。
それに加えて、更年期のような症状が30代の頃からずっとあると言うのですから
相当大変なことだったことでしょうね。
もちろん病院や整骨院にも通ったそうですが、原因がわからないということで現在に至っているようです。
でも、何かしらの原因があるから現状があるわけで・・・
こういう時、私はカウンセリングをとても重要視します。
小さい時から現在まで「何かなかったか」
例えば転倒、ムチウチ、捻挫、突き指などがなかったかを詳しく聞きます。
いろいろ聞いていく中で、この方は30年前に右足首を捻挫してから調子が悪くなったとのこと
だったら話が早い、こんなこと病院で話しても???となります。
さっそく足首を観察、今まで見たこともないような歪み、言葉が悪いですが「ガタガタの状態」
(パッと見は普通なんですけど・・・)
捻挫した時に骨組みが歪んでそのままという感じ、このような足首ではまともに立てませんし歩けません。
もちろん骨盤は歪みますし、股関節も捻じれます。
その負担は腰と膝へ・・・土台となる下半身が傾けば、上半身も傾きます。
首や頭蓋骨が悪くなれば、自律神経症状があらわれてくることに何の不思議もありません。
昔の捻挫や骨折、ムチウチ、交通事故、スポーツ障害、転倒など、もう直ったと思って忘れているようなことが
実はからだを歪ませ、今の慢性症状の原因だったりします。(昔の古傷)
結果的にこの方は6回の施術で全ての症状が全快しました。