昨日の続き
原因は姿勢に問題があると書きましたが、では姿勢にどんな問題があるのでしょうか。
子供さんにベッドに座ってもらい、姿勢を観察してから施術しますが
座るとき背中を丸めているので、私が「ちゃんと座ってみようね」と言うと
ピーンと背すじを伸ばしてくれます。でも腰は丸まったままなんです。
骨盤が後ろに傾いた状態で固まっているんです。
しっかり骨盤を前に傾ける(腰を立てる)ことを説明しますが、今の子供さんには理解できないのです。
また、オスグッドになっている子供さんは100%足首が硬い、これが大きな共通点です。
この二点が姿勢に与える影響です。
とにかく後ろ重心で、まるで老人を見ているようです。
老人姿勢はアゴが上がって、背中が丸まって、腰が引けて、膝は曲がって・・・こんな状態です。
姿勢が変われば動きは変わります。
動きが変われば、負担のかかる部位も変わります。
正しい姿勢で正しく動けば、どこかに過剰な負担がかかることはなくなります。
今までと同じ姿勢で同じように動いていれば、同じところに負担がかかって同じように痛くなります。
これでは直っていきません、ここが一番大事な所です。
オスグッドで病院や接骨院に行ってもなかなか直らないのは姿勢のせいです。
お父さん、お母さん、自分の子供さんの姿勢をよく見てあげてください。