AMH(抗ミュラー管ホルモン)は卵子があとどのくらい残っているか
卵巣の予備能力を表す指標になり、結婚・妊娠などのライフプランに有用な情報です。
しかしあくまで卵子の質や妊娠のしやすさを表すものではありません。
例をあげてみます
A子さん「私は20代ですが、AMHの値が40代の値だと言われたので妊娠しにくいですよね」
B子さん「私は40代ですが、AMHの値が20代と言われたので、まだ大丈夫ですよね」
これを聞いて、皆さんどう思いますか。
これは両方間違いです。
AMHは卵の残りの目安であり、卵子の質を表すものではありません。
20代・30代・40代で数値が低くても、卵の質が良ければ妊娠しやすいということです。