10年ほど前に知り合った、隣県のあるカイロ整体の先生。よく行き来する仲です。
その先生は東京の整体学校を卒業後、アメリカにも半年ほどカイロの勉強をしに行ったそうです。

私は先生のところに遊びに行くと、必ず腰の施術をしてもらいます。施術後はとてもスッキリし、とても腕の良い先生です。
先日久しぶりに遊びに行くと、先生の様子が何か変でした。どうしたのか尋ねると「暇で暇で・・・」と愚痴をこぼすのです。プライドの高い先生が私に弱音を吐くなんて、驚きました。「どうしてこんなに暇なんだろう・・・」というので、私はこう答えました。
「先生は腕は良いですが、最初から最後まで痛いです。これではリピーターも少ないと思います」
確かにリピーターは少ないそうです。「どうしたら集客できるか」と真剣に相談してきたので、私はこのような整体をしてはどうかとアドバイスしましたが、「それは出来ない」プライドが邪魔をするのでしょうか。
彼は私の整体を”マッサージ整体”としか見ていないのです。おそらく自分の方が格上と思っています。彼は私より10歳も年下なのですが、プライドが邪魔をして、私の意見は聞き入れませんでしたが、プライドを刺激するためにも、下記のようなことをアドバイスしました。

  • 先生はカイロの技術には特化しているかもしれませんが、『人の体を治す』ことにかけては、日々努力を続けている私の方が格上かもしれません。
  • 先生の整体は、現代の世の中が求めている流れに乗っていません。施術が終始痛いようでは、リピーターは望めません。私の整体は、気持ち良く、終わっていたら悪いところが治っていた・・・という整体です。
  • カイロはすばらしい技術ですが、新しい整体技術を勉強し、取り入れることが大事ではないか。
  • 成功する人は、できることを自分から探して行動します。成功しない人は、できない理由を探して行動しない。