股関節に痛みを抱えた方が来院されたので、まずは観察してみました。
この方は、骨盤と股関節に歪みがあり、調整しても一向に良くならず時間ばかりたって焦ってしまいました。そんな時は「原点に帰る!」ことにしています。
その原点とは「足」です。

足を見てみると”踵”に原因あり
ですから、いくら股関節と骨盤を調整しても改善しなかったのです。
踵の歪みを正確に判断し整えることが大切なのですが、踵の歪みを判断するのはとても難しいのです。なぜかというと、踵はとても複雑な歪み方をするからです。
内旋、外旋、内転、外転、内屈、外屈、それぞれ複合していますのでとても複雑なのです。
股関節に限らず、なかなかとれない慢性の痛みはこの「踵」が原因であることが多いのです。

踵の歪みがなかなか分からない場合は、まず踵を動かしてみることです。よほど間違えた方向に動かさない限り、悪くなることはありませんので、動きを良く観察してみてください。
そこから新しい道が開けますよ。