この乳房の重さの左右差のために、乳がんの手術後に身体に歪みが生じて
ふらついたり、起き上がれなくなったり、歩けなくなってしまう方もいるそうです。
そもそも左右の乳房の片側だけにガンが生じたということは
ガンが発症する前から、身体に何らかの問題の左右差が生じていたはずなのです。
それが歪みなのか、血行不良なのか、身体の使い方なのか、何かはわかりません。
ただ左右対称に使えていなかったことは、何らかの身体の使い方の問題があったでしょうから
その問題を探し出して身体にアプローチすることは、再発防止のためにきっと役立つことと思っています。
だいぶ前置きが長くなってしまいましたが、
今まで乳がんになった方の施術をしてきてわかったことがあります。
例えば、乳がんになる前に肩コリ・首コリ・腕が上がらなくなった
顔がむくんで大変だったとかの話を聞きます。
特に右利きの方は左側の乳房になりやすい傾向にあるようです。(70%くらい)
私の今までの考えですと、右側を使いすぎていると
どうしても身体が左に捻れやすいからという感覚でとらえていましたが
それも確かにありますが、それ以上に影響があるものに気づいたのです。
この続きは明日