東洋医学では右腎は生殖方面の働きを担っています。
左腎は現代医学の腎臓と同様、尿を作って排泄する役目を担っていて
この働きが衰えると、尿が出にくくなったり、尿が少なくなったり、むくみなどの症状も出ます。
この30代の方は右腎が下がりすぎて腰が痛くなったという訳です。
他の方よりも大幅な下垂があったということは、
妊娠時、赤ちゃんに相当影響を与えていたことがうかがえます。
ですからせっかく妊娠しても、うまく育たなかったと考えられますので
私が指導した腎臓を上げる方法を毎日続けることで、今度は流産しないようにできると思います。
そのくらい腎臓は大切なところです。
最近若い方に内臓下垂が多く見られます。
内臓下垂が不妊を招いているなんて、ほとんどの方がわからないと思いますので
もしお悩みの方がいらっしゃいましたら、当院で開催している「コウノトリ教室」にご参加ください。