私自身もそうですが、最近は歩く機会が減っています。
また家の中では椅子での生活や、洋式トイレの使用により、深くしゃがみ込む事がなくなりました。
人はしゃがまない生活を続けていると、内転筋や腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)が使われなくなります。

使わなければ体は錆びて硬くなってきます。
気付いた時には、股関節や膝・腰を痛めたりして、歩くのが不自由になってしまう可能性が高くなります。
そうなると外出がおっくうになり、ますます体が硬くなって、ついには日常生活に支障が出てきます。
そんな悪循環にはまっている人が増えてきています。(そういう私自身もそうですが・・・)

歩かないことによって、今後 脚のトラブルに悩まされる人がかなりのペースで増えていくと考えられます。
こんなことにならないよう心掛けてほしいのは、歩くということです。
ももを上げて歩き、ふくらはぎを使うことによって、しっかりとした体作りができます。


恐ろしい話・・・
今まで多くの方と接してきて「この方は大病するな」ということがわかる部分があります。
それは内もも(特に左側)です。内側の筋肉が落ち へっこんでいる方は大病の前兆です。
4万人近くの方の施術をしてきて、経験上わかったことです。
医学的根拠はありませんが、はっきりいってはずれたことはありません。そのくらい自信があります。
若い方にはほとんど見られませんが、50歳以上の方は要注意です。
脚の衰えは、体の不調を招くと同時に寿命まで縮めてしまいます。