いつも来院していただいている方から、お母さんの咳のことで相談を受けました。
毎日咳が続き病院に行って検査を受けても異常なしと言われ、
とても悩んでいるとのことでしたので施術することに・・・
咳と関係のある胸椎と肋骨をみてみましたが、多少の歪みがあるくらいで、さほど問題なさそうでした。
次に、横隔膜をみると異常に硬く、下がって動きがない状態になっていたので、
これが原因で咳が止まらなかったと考え施術することにしました。
横隔膜が下がって硬い方は、肺、胃、肝臓、咽頭にリンパがうっ滞している方が多いので、
チャップマン反射によるリンパうっ滞施術で除去しました。
2日後電話で確認したところ、咳が止まったそうで、とても感謝されました。
この方のように、関節の歪みがなくても不調の方は、リンパが臓器にうっ滞していることもあるので、
リンパ除去法と内臓下垂調整法を勉強しておくと多くの方を楽にしてあげられます。

咳がなかなか止まらない方は、左側の肋骨の歪みがあることが多いので、
肋骨2,3番の痛みのあるところを探し出して、そこに2~3分手をあててみてください。
こんな簡単なことで直る方もいます。ぜひどうぞ・・・