初めて来院した60代後半の女性、顔面けいれんと眼圧が高いので直してほしいとの依頼でした。
どちらの症状も顔の左側に出ており、目の周りがいつもピクピクとけいれんしている状態でした。
眼圧は病院に通院し、薬を飲んでも全然下がらないので、失明の恐れがあると言われているそうです。
診てみると頭蓋骨と顔面骨が相当歪んでいました。
頭蓋骨は前頭骨と側頭骨の歪みがあり、 顔面骨は頬骨と上顎骨の歪みのせいで、顔全体が硬くなっている状態でした。
けいれんと眼圧に関係する蝶形骨を見てみると、捻転変位と側屈変位があり、
この症状がでる原因になっているようでした。
施術としては、まず大まかに頭蓋骨を調整し、
それから顔面骨の頬骨、顎関節を調整してから蝶形骨にアタック・・・
捻転変位と側屈変位を修正したところ、顔面けいれんはピタリと止まりました。
一週間後に眼科に行くと、眼圧はみごとなくらい下がっていたということで、
眼科の先生もビックリしていたという報告がありました。

前にも一度ブログで眼圧のことを書いたことがありますが、眼科医は目ばかりを診ます。
私達セラピストは、顔面骨を診て変位があれば修正し、それによって正しい位置に戻れば、
当然眼圧は下がります。