向き癖は生まれてからの問題と思っていましたが、当院の不妊施術で生まれた生後3か月の赤ちゃんを見て、
生まれる前から向き癖になっているんだと確信しました。
お母さんによると、生れてすぐに向き癖になっていたそうで、
寝かせる時や日常生活の中で直そうと頑張ったそうですが、
全然直らないので、当院に相談されました。
この赤ちゃんは、頭蓋骨、頸椎1・2番、顎の歪みがあり固まっているような感じでした。
生まれてすぐこのように関節の歪みがある赤ちゃんは、お母さんのお腹にいる時から問題が発生しています。
お母さんに妊娠から出産までの状況を聞いたところ、
何回か逆子になったり下腹部に違和感があったりして大変だったということでした。
お母さんのお腹の中にいる時「いごこち」が悪いと同じ向きでいるため、関節が歪み、向き癖になるのではないかと思います。
この赤ちゃんは、生まれる前から問題が発生していることを考えて施術しました。
前頭骨、後頭骨の調整をし、頸椎は手の関節で調整、顎は手首で調整しました。
5回の施術でやっと向き癖が直り、ホッとしました。
このお母さんは早く気が付いてつれてきてくれたので、問題解決は早かったのですが、
そのまま放置していると、成長とともに体の不調があらわれてきますので、早めの対処が必要です。