今まで食いしばりの施術をしてきて、半分の人には効果がありましたが、
あとの半分の人は改善出来ない状態で「なぜだろう」といつも悩んでいました。
頭蓋骨や顔面骨の施術をするなかで、特に顎を中心に施術していましたが
「うまくいく方といかない方の違いはなにか」
ある施術家の本を読んでいて、わかったことがありましたので、
さっそくSさんに施術してみたところ、うまくいったのです。
その違いとは、重心の違いなのです。重心調整を足の距骨でやってみたところ、うまくいったのです。
当院の重心調整は、外果、内果、腓骨、脛骨、距骨、踵骨などを修正して行っています。
一番簡単な重心調整は、距骨修正です。
重心を変更すると、食いしばりが改善することがわかりました。
つまりはこういうことです。下顎は耳のところの関節で上からぶら下がっています。
ですから下顎は、重心の位置がどこにあるかを正確に察知しているわけです。
こんなところに感覚器官があったとは、驚きです。下顎は身体の重心をしっかりと感じているんですね。
もう少し検証を重ねて、食いしばりを直すことができるようになったら、
新しいコース「食いしばり改善コース」としてやっていこうと思っています。
食いしばりでお悩みの方、もう少しお待ちください!!