自律神経失調症の症状はいろいろなものがあります。
頭痛、目まい、耳鳴り、不眠、便秘や下痢、やる気が出ない、だるさ、憂鬱、手足のしびれ
これらの症状で悩んでいる方の頚椎に触れてみますと、
後頭骨と一体になってしまって固定されている方が多く見られます。頚椎1番は後頭骨のすぐ下の首の骨です。
通常、軸の歪みは一方向で左右差があるのですが、この場合の頚椎1番には左右差があまりなく、
すべての方向に軸が歪んだようになっています。なぜこのような状態になるのかはわかりませんが、
この固定された頚椎1番が正しく動けるように軸を修正していきますと、
いろんな不調の症状が改善してきますので、自律神経失調の症状に大きく関わっていると推測できます。
カイロプラクティックや各種整体でも、上部頚椎(頚椎1・2番)の神経圧迫が、脳幹(生命コントロールセンター)まで
影響を及ぼし、人体のすべての機能に影響を及ぼすという考え方です。
頚椎1番は、後頭骨に埋まったようになっているので、その調整は非常に難しいです。
(17年たってやっと修正ができるようになりましたが・・・)
自律神経系の中でも特に「うつ」などは、
施術期間中に症状が一時的に強くなるリバウンドなども起こる可能性があるため
症状の変化などを見極めながら施術していきます。