今まで多くの慢性痛(腰痛・膝痛・股関節痛)の方を施術してわかったことは
殆どの原因が「腸腰筋」という腹部の奥にある筋肉の硬結(疲労)にあるということです。
こういう慢性痛を抱えた方の腸腰筋を緩めることによって改善していきます。
現在、股関節が悪くて手術をすすめられた二人の方が、この腸腰筋を緩める施術をすることによって
痛みが取れていく姿を見るたびに、いかに今までの施術が「関節」を中心にしていて
見当違いだったということが歴然と感じられます。
生まれつき股関節の発育が悪いとか、小さい頃、股関節を亜脱臼していたとか
膝が年齢のせいですり減ったからなど病院では痛みの原因を説明されますが、
私はそんなことはないと思っています。
骨には痛みを感じる知覚神経はありませんから、たとえ軟骨が減って骨同士がぶつかったとしても
股関節痛や腰痛や膝痛の患者さんが訴えるほど痛むわけがありません。
ところが筋肉というのは、ときに信じられないほどの痛みを発します。
患者さんも医師も、その痛みを関節(骨)の痛みと誤解しているのです。
このような症状を抱えた方を施術するには、次のようなことをしています。
どんな慢性痛の方が来ても、このように施術すると大幅に改善します。
① 腸腰筋を緩める
② 股関節を緩める
③ 内転筋を緩める
この施術によって、医師に手術をすすめられた方でも改善していきます。