50代の女性、腰痛と膝痛(痛みと曲げることが出来ない)で来院
膝が痛くなったので最初に病院へ行き、変形性膝関節症で軟骨がすり減っていると言われ
三か月通院したそうですが良くならず、次は接骨院へ・・・(お決まりのコース)
その頃、腰も痛くなりはじめたので両方治療してもらったそうですが、
全く良くならなかったので、接骨院の先生になぜ直らないか聞いたところ
骨盤の歪みが原因で腰と膝が痛くなっていると言われ、電気治療とテーピングを三か月以上続けたが
ひとつも良くならず、そんな時、当院のホームページを見ての来院でした。
整形外科の先生も接骨院の先生も、なぜ痛くなったかの原因をつかんでいません。
接骨院の先生の言うことも変です。
骨盤の歪みで腰と膝に負担がかかっているから痛いと言うのなら、直してあげればいいものを・・・
白衣を着ていかにも偉そうな方に言われると、つい、うのみにしてしまいます。(白衣信仰)
私は一回で直してあげました。なぜ簡単に直ったかと言いますと、原因をはっきりつかんだからです。
その原因とは股関節です。股関節の影響で腰椎と膝に負担がかかり痛くなっていたのです。
施術終了後、立って膝を曲げたりかがんだりしてもらったところ、痛みもなくなり膝も曲がるようになり
あんなに痛かった腰も痛くないと、不思議そうな顔をして「この半年間辛かったのはなんだったんだろう」と・・・
この方の足は外反母趾で他の4本の指を見ると、指を使っていないことが歴然
ハッキリ言って歩き方が悪いので、また痛くなることもあるでしょうから、
その時はまた来てくださいと言って終了しました。
接骨院の先生、何を見て骨盤が歪んでいると言ったんですか。
私が見たところ歪みはひとつもありませんでしたよ。
もう少し見る目をやしなったら・・・・
あきれてしまいます。もっと勉強したらどうでしょうか。