50代後半の女性Aさんが来院
右手親指の付け根のふくらみのところが腫れて、とても痛いといううったえでした。
いくつかの病院に行って診てもらい、異常なしと言われたそうですが、
でも痛い、痛み止めを飲んでも改善しない。
手相学で「金星丘」と呼ぶところ、整体では「母指球」と呼んでいます。
Aさんと私の会話
Aさん:「ここが痛いんですが」
私:「ここは肝臓の反射点です」
Aさん:「え、ここが肝臓なんですか」
私:「たぶん肝臓が下垂しているんですよ」
Aさん:「肝臓が下垂していると、ここに痛みがでるんですか」
私:「では肝臓をあげてみます」
Aさん:「あれ、痛くない、なぜ、不思議、あんなに痛かったのに・・・」
というようなやりとりでした。
私の手の平をAさんの肝臓のあたりにあてて、そっと上の方向へ持ち上げる感じにするだけです。
また痛くなったら自分でやるように教えて終了しました。
もう一度手の痛みがあるか自分でも押してみたりしていましたが、
痛みが消えたことを確認、腫れもなくなっていました。
今でもAさんのびっくりされた顔が思い出されます。