「心の問題」や「からだの不調」の方の頭や首、背骨などに触れていますと
「神経」をすごく意識することがあります。
神経ってもしかして「神の通る道」ではないか!!
なぜこんなことを思うかと言えば、
神経の通り道である頭蓋骨、頚椎、脊柱(背骨)、骨盤(仙骨)などが歪んでいると
からだと心まで不調になってきます。
頭から脊柱を仙骨までとおっている神経は「神の通り道」
脳からの神の情報(神経伝達)が脊髄神経を通り、からだの隅々の細胞までいき届いていきます。
その神の通り道である頭蓋骨、頚椎、背骨、仙骨などが毎日繰り返す動作により悪い姿勢になったり
日常生活で無理をしたり、からだの使い方が変だったり、又事故やケガなどにによって変位することによって
問題が発生し「神の通る道」が阻害されてしまい、そうなると神経の流れが悪くなってしまい
不調の連鎖が続いてしまいます。
これらの骨格の歪みを正常にしますと、皆さんのからだの緊張が一気にとれ
心まで穏やかになって感情が変化していくのが手に取るようにわかります。
心とからだは繋がっていることを、あらためて認識させられます。
ほんとうに不調(難治性の問題、えたいの知れない不調)を抱えている方には
この神の通る道を良くしてあげることで「生きる意欲」が湧いてくるのがわかります。
そもそも神様は私達の身体を完全完璧な状態で命を与えてくれています。
どこか悪くなると自分で直す力(自然治癒力)も備えてくれていますが
成長とともにからだが変化したり、老化によっていろいろな不都合なども発生します。
車や機械などは故障すると修理を必要とします。
人間のからだも不都合が生じると、やはり調整が必要です。
私達の仕事は、神の通る道を通りやすくすることがとても大切です。
その調整をすることによって、その方の自然治癒力が引き出されます。
施術者の私が直しているのではありません。
直す力を引き出してあげる(手助け)のが、私の仕事だと思って施術に取り組んでいます。