腰痛や膝痛で来院された方が、整体施術で痛みが半分になったとします。
A子さんは「先生今まで辛かった腰の痛みが、おかげ様で半分になりました。
日中も辛かったのがずいぶん楽になりました、本当にありがとうございました」
もう一方のB子さんは「先生腰の痛みがまだ半分くらい残っているんです。
普段の生活でも、まだ痛みが出て辛いんですよね、早くなんとかしてもらえませんか」
これは極端かもしれませんが、大きく分けるとこんな感じです。
さて皆さんは、この違いなんだかわかりますか。
A子さんは痛みが半分も楽になったことに焦点を合わせて考える方
もう一方のB子さんは、まだ痛みが半分も残っていることに焦点を合わせて考える方
楽になったことに焦点を合わせるA子さんは、気持ちが明るくなり
普段の生活でも楽になったことに意識が行きやすいので、痛みを忘れる時間も多くなって
何事にも前向きになり、そういう方は症状の改善が加速度的に早まります。
ところがB子さんのように、痛みが半分残っていることに焦点を合わせてしまう方は
100%痛みが消えない限り、常に痛みを探し痛みに意識を向け、辛さを感じ
気持ちが前向きにならず、あげくの果てにはこの痛みがずっと続くのではないかと
どんどん不安になり気持ちが暗くなります。
こういった方は症状がなかなか改善しにくいのです。
ほんのちょっと考え方を変えるだけで大きく変化します。
明日もこの続きを・・・