50代前半の女性、慢性的な首、肩コリ、それに加えて頭痛、目まい、ひどくなると吐き気も
その他にも最近は特に、モノが見えにくく、集中すると本当に不調になるそうで・・・
娘さんからの紹介で、付き添っての来院でした。
観察してみると、いろいろあるのですが、頭蓋骨のひとつで
ちょうど目の奥の位置にある蝶形骨と言う骨の歪みが、ひどい状態でした。
この蝶形骨の隙間を視神経が通っているため、
この骨の歪みが、目に関係する様々な症状の原因となっていることが少なくありません。
その他にも側頭骨、頚椎、顎関節も歪んでいました。
ひとつひとつ調整しましたが、その中でも特に蝶形骨は念入りに調整し、起き上がっていただくと
「すごい、ハッキリ見える、よく見える!!」と、お喜びの声をいただきました。
ほんとうにホッとしました。というのは、この蝶形骨、ほとんど外からは触れる事の出来ないような微妙な骨で
歪むと言っても、ほんの数ミリ単位の複雑なもの
自分では「調整したからよし」と思っても、実際に症状の変化を
ご本人に確認していただくまで、安心できないのです。
この蝶形骨の施術は、かなり高度(私自身まだ完全にはマスターできていませんが)ですから
この骨をキチンと調整できるようになりますと、それだけで全身様々な症状に対応できるので
施術の幅が広がり、効果も格段に上がります。
脳神経や脊髄神経など、解剖学的にもとても重要なところに位置しています。(可能性は無限です)