この度当院では、自宅でできるコウノトリエクササイズのセルフケア教室を開催することにいたしました。
今までこのセルフケアは公開していませんでしたが、当院に不妊施術で来院している方に
毎日自宅でコウノトリエクササイズを続けてもらったところ、多くの方から「妊娠しました」という
嬉しい報告をたくさんいただきましたので、ついに公開することにいたしました。
病院で不妊治療を受けたり、運動したり、食事に注意をしたりしているが、なかなか妊娠できない・・・
なぜか!!   どうしたらいいかわからない!!
長年、不妊施術にたずさわってきて感じる事は
妊娠できない方は、赤ちゃんができるからだになっていない
それに妊娠できる準備段階にもはいっていないのです。
妊娠できない原因はひとつではありません。
複合的な要因が不妊症を引き起こしているのです。
病院で高度な不妊治療を受けているのに妊娠しない、また運良く妊娠しても流産してしまう・・・
よく原因不明と言われますが、原因は必ずあります。
その原因をクリアしていくには、自分のからだを変える必要があります。
妊娠できるからだに変えていかなければ、いつまでたってもコウノトリは飛んできてくれません。
今回このコウノトリエクササイズで、もう一度自分のからだを原点から見つめ直す機会にしていただければと思っています。
当院ですすめているコウノトリエクササイズは「血流改善」をすることを目的にしています。
血流改善によって、まずは卵の質を良くすること、それには細胞レベルから変えていかなければなりません。
血流を良くして、卵を育てる材料が卵胞に届くようにすることです。
コウノトリエクササイズの目的
○ エストラジオールの分泌を良くする
○ 細胞分裂が促進される
○ 末梢まで血液が行き届く
○ 子宮、卵巣に流れる血液(毛細血管)の循環促進
○ 骨髄刺激によって卵巣、子宮に行く新生血管が作られる
○ 免疫力、自然治癒力が高まる
コウノトリエクササイズはどんなことをするか
① 後頭骨と上部頚椎の調整法
脳の視床下部、下垂体から命令されるホルモンの分泌改善
神経伝達と血流改善
② 呼吸、自律神経の調整法
これらの調整は、子宮を柔らかくし卵巣の機能をアップさせ、ホルモンの分泌を良くする
③ 仙骨刺激法
仙骨=卵巣と言われるくらい大事なところ
特にE2ホルモンの分泌を良くする
骨盤内はうっ血していることが多いので、この仙骨を調整することで血液循環が良くなる
④ 横隔膜、腸腰筋の調整法
これらが硬くなると内臓が圧迫されて、下垂や歪みを引き起こし、
子宮や卵巣に多大な影響をおよぼすので、これらをゆるめる
⑤ 下肢(脚、足)神経の刺激法
脚(足)の神経は内臓(子宮、卵巣)につながっている神経と兄弟のようなもの
これらを刺激することで、卵巣や子宮に流れる血液の流れを良くする
コウノトリエクササイズを毎日続けていきますと、体質改善ができ
まずは血液のホルモン値が安定してきます。
その結果、基礎体温が変わってきます。もちろん体調も良くなってきます。
病院などでいくら治療を続けても結果がでないのは、自分のからだがまだ妊娠できる状態になっていないからです。
病院の治療を決して否定している訳ではありません。
お医者さんの力も必要ですが、まずは自分のからだを変えていく努力をしなければなりません。
それが今回公開するコウノトリエクササイズです。
皆様のご参加お待ちしています。
今までの不妊施術の経験から、下記のようなことも指導していきます
○ 夫婦生活のタイミングの取り方
○ 高温期と低温期のすごし方(温め方法)
○ 不妊治療とホルモン値について
○ 着床障害を防ぐポイント
   人工授精する時、直前にすること
   体外受精する前に、子宮の平滑筋をゆるめる方法
○ 食事と栄養学の関係
   糖質制限(血糖値)ビタミンD、ビタミンB群、たんぱく質、鉄分などについて
○ 不妊と便秘について
○ 不妊と頭痛について(脳疲労がもたらす影響)
このセルフケア教室は5回にわたって開催しますが、
一回目はそれぞれの骨盤、お腹、頭蓋骨、頚椎の歪みを確認し、歪んでいる場合は調整します。
そして基礎体温表や血液検査の結果をみます。
2回目~5回目までは、コウノトリエクササイズの方法を指導しますが
その他に毎回20分~30分くらい、どうしたら赤ちゃんができるかのお話もします。