「膝に水がたまったので抜いてもらいました」という話をよく聞きます。
「抜いてもらったけど、またたまってきました」という話もよく聞きます。
「なぜ膝に水がたまるの?」
「この水はなに?」
「水を抜くと良くなるの?」と疑問に思ったことはありませんか。
なぜ水がたまるのか
正常な状態でも膝に水(関節液)はたまっていますが
膝が腫れるほど水がたまるのは、ほとんどが炎症によるものです。
関節周囲の関節包、靭帯、軟骨、半月板などの組織で炎症が起こるなど
水がたまる原因はいろいろあります。
たまった水は炎症を起こしている所を直そうと集まった液なので
本来の関節液とは違う性質になっています。
例えばすり傷ができたら、傷口から透明な液や血が出てきます、それと同じ性質のものです。
このたまった水はリンパ球や白血球などが多く含まれていて
有害物質を排除する役目があります。
明日もこの続きを・・・