今年の一月から突然絶不調になった男子高校生、お母さんと一緒の来院でした。
症状としては「やる気が出ない」「だるい」「疲れる」「学校にいけない」「不眠」など
とにかく絶不調、なぜ急に不調になったのか思い当たる節がないと・・・
まず病院に行ったそうですが、病院の先生も原因がわからず、睡眠導入剤を処方され
少しは眠れるようになったそうですが、まだ原因不明の不調が続いている状態。
その次に行ったのが鍼灸院だったそうです。
そこでもいろいろ治療してもらっても良くならず、インターネットで調べて当院へ・・・
いろいろ話を聞く中で、腕を相当使うスポーツをやっているとのこと
その影響が相当あるように感じられました。
まずは観察、からだ全体に触れて感じたことは、左右差があまりにありすぎてバランスを崩していること
特に腕の左右差はすごいものがありました。
たぶんこの子のからだの使い方が許容範囲を超えてしまったんでしょうね。
からだが「なんとかして~」と一気に悲鳴を上げたんだと思われます。
もうひとつとても気になったのが、靭帯の緩み、許容範囲を超えた運動をやりすぎたせいで
骨と骨をつないでいる靭帯が相当ゆるんでいました。
この靭帯の緩みも絶不調の原因のひとつです。
靭帯の緩みは「無気力」となってあらわれます。