コルチゾールが相対的に不足すると、体内の炎症を抑えきれなくなり、不定愁訴をおぼえます。
そして副腎の疲労が慢性化すると、高血圧、糖尿病、動脈硬化、メタボなどの生活習慣病や
胃腸障害、不眠症、うつ、アレルギー疾患など、ありとあらゆる病気の発症リスクが高まるのです。
つまり現代人の健康を妨げ、薬を飲む量が増えている根本原因は
副腎疲労によるコルチゾール不足にあると言えます。
副腎が疲労すると「最近やる気がなくて気分が落ち込む」といった、うつ症状が起こりがちです。
こうした症状を精神科や心療内科で話すと、決まって抗うつ剤が処方されてしまいます。
それは目先の症状に対処しているだけで、体内の火種を消したことにはなりません。
根本原因である副腎をケアするためには、昨日書いた各種のストレス軽減
疲労回復、そして偏った食生活の改善が一番の近道です。