自分で気づくことはなかなかありませんが、実は足の甲が硬い方は多いのです。
足は幾つかの細い関節で成り立っていて、それぞれの骨の動きに歪み癖が出ると、外側には動きやすいが、内側には動きにくい、またはその逆など、動き方に癖がつきます。
癖がついたままにしておくと、歪みの連鎖が・・・

「脛 ー 膝 ー 骨盤 ー肩 ー首 ー頭」へと歪みが起きていきます。

身体は歪みながらも調整されるので、少々の歪みの連鎖でしたら違和感を感じながらも、日々暮らしているわけです。
ただ、物事には程度があります。

足の歪みの調整方法のひとつに、『小指を正す』というのがあります。小指はたいがい付け根部分が外側に捻じれています。足の指全体を大まかに動きをつけてあげることで、身体全体が楽になることもあります。
足の指の捻じれこそ見逃せないのです。特に小指は大切な指と言えます。

セラピー風の音では、なかなか改善しない肩に、足の裏、甲に「気」を当てて手当てします。そうすると殆どの方が改善します。
先日は、足の裏と甲に10分ほど「気」を当てたお客様が、身体がフニャフニャになり、来院された時にしていた咳も止まったのです。なぜ?なぜなのか、私にもわかりません。
もう少し研究して、結果を報告できたらと思います。