心は果たしてからだのどこにあるのか・・・
自分に問うと、つい胸の上に手をあてて「ここ」と答えてしまいます。
そこは「心臓」の上、確かに「心臓」という文字は「心の臓」と書きます。
好きな人を見てドキドキしたり、悲しい事があって「胸が締め付けられる」ような感覚があり
「心」が心臓にあるという気持ちになるのは、ごく自然なことかもしれません。
心臓は「心」の有様を大きく反映するものですが
これは情動が自律神経(脳)に大きな影響を与え
アドレナリンなどホルモンを介して、即時に働くことによるものなのです。
その人それぞれの「心」を作り出しているのは、実は「脳」ということになります。
心もからだの一部、心である脳に直接触れることはできませんが
当院で行っている施術は「脳」が心地よいと感じるような施術を心がけています。
施術中に眠られる方が多い事から、自律神経を整える効果があると思っています。
痛みやシビレ、不快の原因を探り、改善していくことで
そのストレスも軽減させ、それによって自然治癒力を高め、
免疫力をつけることで「直る力」を引き出すようにしています。
(「情動」とは、人間が朝、目が覚めて生きていくための活動を行う事)