肩甲骨の内側が痛くて辛いという症状の方が、よく見えます。

このような症状の方は、肩甲骨の固いところをゴリゴリ揉みほぐしても緩みません。
ではどうすればいいでしょうか?

この場合、前腕の後区画(手の甲側)揉むと良いです。
前腕には「橈骨」と「尺骨」という二本の骨があります。この間の少し硬いところを軽くマッサージしてください。そうすると肩甲骨の内側の張りが緩んできます。
ただし、これで緩まない場合は「頭蓋骨」の歪みも影響していますので、頭蓋骨の調整も必要となります。頭蓋骨を丁寧に調整することで、首から背中にかけての張りが緩み、頭蓋骨の緊張が解け、リラックスするので、患者さんも施術中に寝てしまうことも良くあります。
頭蓋骨の変位は、足の関節、または手の関節でも調整できます。